とらトラ父ちゃんとの出会い
妊娠確定の後に上げる記事かな・・・!とも思いましたが、きっとこの辺りの単語でネットを読んでる方の中には子供が欲しくてもなかなか授からなかったり高齢で妊活ってどうなのよ!と感じてる方もいらっしゃるだろうと考え、とらトラ母ちゃんの場合を記事にしておこうと思います。
とらトラ父ちゃんとの出逢いは37歳。(別居が先の離婚協議の真っ最中でした)ひと回り年齢の若い青年が離婚歴のある女性でいいのか?と感じてはいましたが出逢いって不思議ですね。入籍はきちんと互いに理解し、それ以降も共に同じ時間・同じ空間で生きていけるか?
きちんとご両親が納得しているか?を確認する意味でも未入籍同居期間を1年することにしました。その経緯もあり、とらトラ母ちゃんの不妊治療は38歳からの約2年間でした。
人間の体は不思議
前の記事でも書きましたが、とらトラ母ちゃんの体内のホルモン値はほぼ男性でした。その影響で初潮から月経がおかしな状態、初潮自体ももうすぐ18歳という時期にきました。それ以降の月経も年に2回あれば上出来。長いと数年来ませんでした。
普通ならここで婦人科を受診するのですが、当時のとらトラ母ちゃんは仕事が大好きでさらに忙しいのに収入が極端に少ない。こんな生活状況だったので放置しておりました。
以前の婚姻生活は夫婦というより仕事の同志といった状態で夫婦の営みは皆無。(入籍から離婚までゼロ!)親はそれを知らないので子供はまだ?出来ないなら治療を!となり、夫婦生活がないのに体外受精(顕微)を数度しましたが、受精卵を体内に戻すことすら出来ず終了した経験がありました。
顕微授精の受精卵を採卵するにあたって、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)・卵管閉塞 (卵管狭窄)
があったので、その治療もしつつ採卵しました。
とらトラ父ちゃんと出逢った時にこの件は話しており、とらトラ母ちゃんのカラダは妊娠とは縁がないことを理解して貰っていました。
それなのになぜ不妊治療をしようと決断したか?それは、とらトラ父ちゃんと出逢ってから毎月ちゃんと月経が来るようになったから!何の治療も投薬もしていないのに。人間のカラダって本当に不思議です。

受診先は評判の良い婦人科
右側の卵管狭窄、左は何とか卵管の柔軟性もあり卵は通過可能。卵巣はやはり多嚢胞性卵巣症候群で排卵誘発剤(クロミッド)で排卵させるか、卵巣に小さな穴を開けて治療するか?の選択となりました。
とらトラ母ちゃんは物理的に卵巣に傷を入れ、クロミッドを服用。その条件下でタイミング療法をしました。もちろんとらトラ父ちゃんの精子が活動しているかのフーナーテストも行いました。
1回目の受精卵着床
治療開始から7か月。胎嚢が子宮に着床はしたものの、1週間後には丸かった形はひょうたん型になり、胎芽を見ることなく自然排出されました。
主治医の話では女性ホルモンの値が受精卵を育成できる値ではなかったので、次回の着床時は女性ホルモン投入を考えましょうとなりました。
カウフマン療法
女性ホルモンの2種類を使って交互に服用そして休薬し、このサイクルを守ることで月経の周期を整えます・・・が、とらトラ母ちゃんはこの治療が苦手なのです。
薬を飲むと体中の血管にガラスの薄い粉が入ったように痛いのです。男性ホルモン多い⇒高脂血症⇒薬と喧嘩しちゃうのかな?このことを主治医に伝えるとカウフマン療法じゃなく、着床を維持するためだけに様子を見ながら注射することになりました。
2回目の受精卵着床
治療開始から21か月。着床を確認して女性ホルモンを投与。6週目に胎芽を確認。7週目消失(子宮の壁に埋まってしまっている)2回目も自然排出されました。
ここで不妊治療をやめることにしました。女性ホルモン投与後の苦痛を見た、とらトラ父ちゃんがもう無理しなくていいよ!と、気遣ってくれたおかげでこれ以上の治療に進まない決断が出来ました。
3回目の受精卵着床
治療をやめていたのにも関わらず数か月後に月経が止まり大学病院で診察して貰うことにしました。まだ心拍が見えてないので次週にまた来てくださいとなり、2回目の受診で成長が止まってしまったのを確認しました。3回目は自然に排出できず掻爬(そうは)術を受けました。
流産のつらさ
普段ポジティブの極みのとらトラ母ちゃんですが、さすがに1回目の流産は帰り道。泣くつもりなんてないのに涙が出ちゃいました。子供だってそんなに好きなほうじゃないはずなのに、何とも表現しがたい思いってこういう事だと知りました。
2回目の流産はホルモン治療の影響で体調がどん底で流産をしたことを考える余裕は無し。3回目の流産は掻爬術の途中で麻酔が切れた??Σ(・ω・ノ)ノ!
記憶に残っているのは、ごりっ!痛い~~!そして、記憶が無くなった!一瞬の事でしたが、鮮明にその瞬間だけは覚えているとらトラ母ちゃんの掻爬体験でした!
最後に

日本だけでなく世界中できっと、とらトラ母ちゃんより真剣に懸命に不妊治療をしている方ばかりでしょうね。その方の願いが一日も早く叶う事をとらトラ母ちゃんは願っております。
そして苦しい時は休んで、お隣りの大切な人に苦しいと伝えましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
とらトラ母ちゃんでした。