障害者手帳申請
2020年10月の診察から担当医が変わりました。
診察を終えて帰ろうとした時にドクターから
「とらトラ母ちゃんは今、障害手帳何級でしたか? カルテに記載がないもので。」と質問されました。これまで一度も申請していないですよと伝えると、
「ここまでの手帳級数ではあまり恩恵がないから勧めなかったのかな?今日の検査結果なら手帳2級、基礎年金1級で通りますので診断書の為の検査予約入れましょうね。もちろん今言った級数が必ず審査で通るとは言えないのですが、視覚障害に関しては数値で基準が決まっていますから。」
と教えて頂き、翌日から障害者手帳と障害基礎年金の申請準備が始まりました。サイトで下調べすると手帳は自治体の役所で申請すると関連した申請も教えてくれるらしいので、まず役所へ行くことにしました。

障害基礎年金は何やら難しく書いてあるサイトが多く、社会保険労務士が必要なのかなとも思いましたが、とりあえず役所で聞いてから判断することにしました。
身体障害者手帳申請サイト
障害厚生年金サイト
「眼の障害」認定基準が改正
⇒令和4年1月1日から「眼の障害」の障害認定基準が一部改正されます|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
手続きの流れ
1.主治医の診断書・意見書が必要ですので、手帳・年金申請が可能かの確認。
2.住民票のある自治体の福祉課へ行き、身体障害者手帳を申請をしたいと伝えましょう。
福祉課の担当が書類を用意してくれます。手帳申請用紙や所定の診断書・意見書の用紙など。さらに、ここで障害年金の申請について年金課に移動して話を聞きました。ここでも必要になるであろう用紙類と年金事務所の地図や電話番号、予約が必要な事などを教えて頂きました。
3.診断書の為の検査が必要な場合は、予約した受診日に検査をし福祉課でもらった用紙と年金申請のための診断書の用紙を渡します。
とらトラ母ちゃんの受診していた大学病院は診断書ができるまで約2週間かかりました。診断書・意見書は病院で用意された用紙でした。帰る前に診断書・意見書が受け取れる日を確認します。
4.管轄の年金事務所に連絡し、診断書受け取り以降の日程で予約。
5.手帳申請書類(写真が必要)を診断書(手帳用)と一緒に提出。
これで自治体の審査を経て1か月ほどで障害者手帳が交付されます。2020年11月は新型コロナの影響で郵送受け取りでした。
6.診断書を受け取った後、年金申請の提出書類の自分で記入する部分に食い違いがないように確認。
年金手帳や印鑑、年金受給のための口座の通帳なども用意し年金事務所へ。年金事務所ではまず受給要件があるかを確認してくれます。
自分でも出来る
本来ならこの時に必要な書類や診断書の用紙などを受け取り、2回目の来所で申請を受理されるようなのですが、とらトラ母ちゃんの時は必要な書類がほとんど揃っていた(子加算の用紙が古かったのと、生活支援給付金の申請用紙がなかった)ので1回目で受理をして貰えました。

審査
障害年金は審査に時間がかかると思っていましたが、1か月半ほどで年金証書が送付されて来ました。
とらトラ母ちゃんの場合は、身体障害(視覚)なので初診日から1年半後(認定日)に障害年金の申請ができるようになります。しかしこの時点では障害等級に該当しなかったため、初診から3年2か月経過しての事後重症で申請をしました。
年金の等級は1級に該当で、2級になった頃に検査をしていれば遡及請求も可能でした。(審査が通れば2級分の年金を遡って受給できます)視野検査を受けていなかったので、遡及請求はできませんでした。
申請の難易度
年金申請はハードル高いのかなと思っていましたが、とらトラ母ちゃんの場合は紙に書くことさえ頑張れば自分で出来る範囲でした。スマホ拡大、反転でサインペン(マジック)で記入。
手帳が身体なら数値や所見でほぼ審査されますから、ご自身でトライするのもいいかもしれません。もちろんご家族がお手伝いしても大丈夫です。手帳と年金の級数は基準が違い、同じ等級になるとは限りません。とらトラ母ちゃんは手帳は第1種2級、障害基礎年金は1級でした。
そして、障害者手帳と共に自治体から対象になる手当や助成の申請用紙、ガイドが送られて来ましたので、そちらも手続きしました。2020年12月 無事に?視覚障害者になりました。
最後に
今回は、申請や手続きについてお話をさせていただきました。
申請や手続きは、本当に細かいですし難しく感じてしまいますよね。ですが自分には無理・出来ないと考えず、トライしてみるのもいいかもしれません。
とらトラ母ちゃんは、自分で出来ることはする!精神で今も頑張っています。自分に甘えて何もせず家族に全てを丸投げして人生を過ごすのは本当にラクですが、それでは一度きりの人生ワクワク出来ません!
視覚障害というハンデすらも受け入れ、前向きに楽しく生きていく。こうしてブログを通して発信出来ている。まだ他にもやれることはいっぱいあります。
今はまだ重度視覚障害ですが、この先視力が無くなっても何でも挑戦していきます!だって、視力が死んでも【私は生きてますから。】
最後まで読んで頂きありがとうございました。
とらトラ母ちゃんでした。