妊娠期の費用公開

高齢妊娠

赤ちゃんの体重

妊娠確定から羊水検査や不規則抗体保有などを経て、比較的順調に妊娠期間も後半になり妊婦検診の回数券も残り3枚の時期に担当ドクターから理想は3000gぐらいで出産をするといいねとアドバイスを頂きました。

とらトラ母ちゃんが高齢なことと、出産後に赤ちゃんに治療が必要な時の難易度を考慮しての言葉でした。この時点で2480g。6週間後の予定日なので完全にオーバーしそうだよと苦笑いでした。

この先の妊娠から出産にかけては、出産の記事で書いていこうと思っています。

費用

今回の記事では妊娠期にかかった費用を公開していきます。とらトラ母ちゃんが実際に支払った費用を記載します。2016年の大学病院になります。

妊娠初期の頃はどのくらい費用がかかるのかと検索したりしましたが、当時は概算は書いてあるものの具体的な数字はなく大学病院の掲示板に貼られた産科費用を真剣に眺めていました。

かかっている病院やクリニックにより金額に大きな差が生じるのが普通です。設備や診療スタイルや患者へのサービスが保険外治療となり、金額設定はおおまかにあれど保険治療のように明確な点数がないので病院やクリニックの設定になっています。ここでの記載はあくまで参考程度にしてくださいね。

病院費用

妊娠期に支払った費用一覧(【×】は確定申告の医療費控除対象外)

初診(妊娠検査)5.820

再診(妊娠確定確認)10.500

妊婦検診1回目 41.860(助成▲15.000)26.860

妊婦検診2回目 16.020(助成▲9.000)7.020

羊水検査 80.000 【×】 /投薬 860 【×】

妊婦検診3回目 11.020(助成▲4.000)7.020

母親学級 2.500 【×】

妊婦検診4回目 11.020(助成▲9.000)2.020

妊婦検診5回目 18.900(助成▲7.000)11.900 /投薬 750

妊婦検診6回目 12.440(助成▲4.000)8.440 /検査料 890

妊婦検診7回目 11.020(助成▲9.000)2.020

妊婦検診8回目 11.020(助成▲4.000)7.020 /栄養指導料 780

妊婦検診9回目 18.900(助成▲9.000)9.900

妊婦検診10回目 23.620(助成▲7.000)16.620 /投薬 2.530

妊婦検診11回目 11.020(助成▲4.000)7.020

妊婦検診12回目 7.520(助成▲4.000)3.520

妊婦検診13回目 11.020(助成▲4.000)7.020

14回目の妊婦検診前に出産だったので助成券1枚は未使用。

請求額面310.010円-助成額89.000円=自己負担額221.010円(羊水検査時の80.860円を含め)

準備費用(物品購入など雑費も含め)

出産準備の記事に書いた物品で、約170.000円(ベビーカー、バウンサー、ジャンパルー除く)

水天宮のお参り:初穂料5.000円と命名用紙250円

病院への交通費(バス代は医療費控除対象。自家用車は対象外。)約8.000円。タクシーは緊急時使用のみ医療費控除対象になります。

入院期間に使える現金として30.000円。

計 約215.000円
合計 約435.000円

一回に支払うわけではありませんが、凄い金額ですよね。

羊水検査をしなかったとしても355.000円ですし、これに出産費用一時金(当時は42万円)で超えた分の医療費も加算されます。

まとめ

決して準備した備品が高額なものを選んだわけでありません。衛生に関連するものは新品を購入しましたが、新古品や中古を入手したものもあります。

再度書きますがこの金額はあくまでとらトラ母ちゃんが支払った金額ですので、参考程度にしてくださいね。公立病院ならもっと安いですし、個人医院のマタニティクリニックではもっと費用の高い所もあります。

最近は新型コロナ感染症やドル円の為替の影響で医薬品や物品も高くなっておりますので、余裕をもって計画を立てて下さいね。

最後に

少子化だと言われる理由はこの金額を見たら理解できますよね。確かに妊娠・出産は病気ではないので健康保険の適用外になるのは理解できますし、日本の健康保険が世界でも稀な皆保険でそれを維持する体制なのも理解しています。

が、この金額を妊娠適齢期と言われる20代に無理なく支払えるかと聞かれたら、NO.の若い人が多いのではないでしょうか?

出産一時金や検診助成だけではなく、若い時にでも無理なく多くの人が子供を持つことへのハードルが下がる施策を…と願っています。

そして金銭的に困った時は夫婦・家族だけで悩まずに、母子手帳をもらった自治体の窓口に相談しましょう。一人でも多くの妊婦さんが心穏やかな妊娠期間を過ごせますように。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
とらトラ母ちゃんでした。

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